冠婚葬祭
知っておきたい冠婚葬祭の意味

❝冠婚葬祭❞それぞれ何を意味しているの?

 

冠婚葬祭って言葉は耳にしたことはあるし、日常会話でも自然と使っています。

しかし、婚=結婚式、葬=お葬式というのはわかるけど、冠と祭が何をさしているのか知らないわ…という方は多いのではないでしょうか。

冠婚葬祭とは一般的な忌引行事のことをさすように思われていますが、「元服」「婚礼」「葬儀」「祭礼」の四つの儀式のからなっている言葉なのです。

これらは、日本では最も重要とされてきた儀式で、人の生涯の中で大切な催しとされていました。

 

【冠婚葬祭それぞれの意味】

 

◆冠:かん

 

 

“冠”は生涯において節目にあるお祝い

 

冠は元服(げんぷく)という儀式をさしていて、現代での「成人式」にあたります。

元服とは、「元」は首(頭)、「服」は着用を表し、頭に“冠”をつけるという意味があります。

奈良時代以降の風習である“冠を頂くこと=成人”元服加冠の儀式に由来します。

現代では成人式のほかにも、「出産」「入学」「初節句」「七五三」「就職」「還暦」などの人生の節目となる行事も含まれます。

 

◆婚:こん

 

 

“婚”は結婚・結婚式に関するお祝い

 

結婚・婚礼の儀式のこと。誰もが知っている「結婚式」です。

冠婚葬祭の中でも最も華やかなお祝いの儀式になります。

「縁談」「結納」「お見合い」「披露宴」などの婚礼に関する行事全般が含まれます。

 

◆葬:そう

 

 

“葬”は人の死にまつわる葬儀・法要の行事

 

死者を弔う儀式。「葬儀・お葬式」のことです。

人が亡くなってから行われる法要全般のことを指します。

宗教や宗派などでもその方法は多様で、それによって礼儀作法・マナーが変わります。

葬儀には、「通夜」「告別式」「火葬」「法事・法要」などが含まれます。

 

◆祭:さい

 

 

“祭”は先祖供養と1年を通しての季節に関する行事

 

祭礼のこと。祖先を敬うための行事や習慣全般のことを言います。

先祖に向けて仏壇に線香をあげたり、お墓参りをしたり、お供え物をするなど、先祖の霊を祀る(まつる)という意味の“祭”になります。

 

お盆や彼岸、法事などの祭礼が主な行事でしたが、一般的には「正月」「大晦日」「節分」「中元・歳暮」「七夕」「地鎮祭」「ひな祭り」「節句」などの1年間の季節行事として定着しています。

 

 

【さいごに】

昔と比べるとお祝い事や葬儀なども簡略化されることが多いですが、冠婚葬祭どれをとっても人生の節目にある大切な儀式・行事であることに変わりありません。

 

現在では親から作法・マナーなどを教わる機会も少なくなり、家族総出で行っていた行事も、核家族化が進み行事ごとのお祝いをやらなくなってしまった、、、という方もいらっしゃると思います。

家庭の中で自然と行われていた行事ですが、子供のころに家族で行っていた行事は今でもしっかり覚えていて、今思えばとても豊かな時間を過ごしていたのだと感じでいます。

 

相手を思って儀式・行事を慈しむ。冠婚葬祭の意味するものは家族の絆を深めるものだと思いました。

お祝いの気持ち、感謝の心、悼む気持ちを忘れずに人と人とのお付き合い・触れ合いを大切にしていきたいですね。

Written by 葬儀屋さんの奥さん 

葬儀屋さんに長年勤務する夫を持つ主婦が書くブログです。 主人は普段仕事の話を全くしないので… 私もお葬式関係の事など勉強しながら書いています。

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