ひとりごと
母の日とカーネーション

 

 

 

毎年5月の第2日曜日は母の日です。今年は10日が母の日でした。

今年の母の日は1歳4ヵ月の息子を連れてお花屋さんに行き、息子に選んでもらったていで自分のためにシャクヤクを買ってきました。

つぼみの時はとても小さいのに、何重にもなった花びらを大きく広げて華やかに咲くシャクヤクがとても好きです。

 

母の日と言えばカーネーションですが、いつか息子が私にカーネーションを買ってくれる日がくるのかなぁ~と、今から期待しています。

だいぶ先の話になりますが、そんな日を想像するとワクワクが止まりません。

早くその日がこないかなぁ~と思いながら、今は自分で好きな花を買おうと思います。

 

両親にはカーネーション付きの和菓子を贈りました。

コロナウイルスが蔓延していて外出がしにくく気持ちも滅入りやすいので、甘いお菓子でゆっくりとした時間を過ごしてもらえたらと思います。

 

 

 

 

今までは特に疑問を持たずに、母の日には赤いカーネーションを贈っていました。

なぜ母の日に赤いカーネーションを贈るようになったのでしょうか。

 

 

母の日はアメリカが発祥だそうです。

アンナ・ジャービスさんという女性は自分を大切に育ててくれた母親を敬愛していました。

その愛する母親が亡くなった際に、母への感謝の気持ちを後世に残したいという思いから母の日を設ける運動を始めたと言われています。

そして、アンナは追悼のために母が好きだった白いカーネーションを祭壇に飾り、出席者にも白いカーネーションを配ったそうです。

それが母の日のカーネーションの起源と言われおり、母が亡くなっている場合は白いカーネーションを。健在である場合は赤いカーネーションを贈るという習慣になったそうです。

 

 

アメリカで母の日が正式に祝日になったのは1914年。この年から5月の第2日曜は母の日となりました。

母の日ってそんなに昔から続いていたのですね。

ちなみに、日本で母の日が5月の第2日曜日に制定されたのは戦後の1947年だそうです。

 

 

 

 

最近では様々な色のカーネーションが店頭に並んでいます。

赤いカーネーション以外にも、感謝の気持ちを込めてお母様の好きな色やイメージに合った色、花言葉などを意識してカーネーションを贈るのも素敵ですね。

 

赤いカーネーションの花言葉は「母への愛」「純粋な愛」「真実の愛」

白いカーネーションの花言葉は「尊敬」「あなたへの愛は生きている」

 

赤いカーネーションは母の日の定番ですが、白いカーネーション亡くなった母を偲んで贈る花なのですね。

お墓参りや仏壇には仏花を準備することが多いですが、母の日には白いカーネーションを飾ると思いが届くかもしれません。

Written by 葬儀屋さんの奥さん 

葬儀屋さんに長年勤務する夫を持つ主婦が書くブログです。 主人は普段仕事の話を全くしないので… 私もお葬式関係の事など勉強しながら書いています。

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