葬儀
いざという時のために! 「死亡届」の書き方

4年に1度訪れる2月29日の本日。

すっかり忘れていましたが、今年はうるう年ですね!

 

毎年来ないっていうだけで、

なんだかちょっと特別のな日になりますね。

皆さんは何か特別なことをしますか?

 

 

こんにちは、エスケイケイフューネラルサービスの新人Mです!

 

私は今日は「にんにくの日」だと聞いたので、

ニンニクを効かせた料理を夕食に作る予定です。

 

 

さてさて、今回はあまり馴染みのない「死亡届」のお話。

 

多くの場合は葬儀社が代わりに提出してくれるので

あまり提出の機会が無いのが現状ですが、

生命保険の受け取りなどにも必要な書類。

 

今回は、いざという時のために死亡届の書き方をお伝えいたします。

 

 

いざという時のために! 「死亡届」の書き方

 

死亡届を提出するまで

 

死亡届は、故人様が亡くなったことを知った日から、

7日以内に提出することが戸籍法で決められています。

 

死亡から数日経過して亡くなったことを知ったとしても、

知った日から7日以内に提出します。

 

また、国外で死亡した場合については、

死亡の事実を知った日から3ヶ月以内に提出する事が定められています。

 



◆死亡届の提出は自治体の役所に

 

死亡届の提出は、基本的に役所の戸籍課に提出しますが、

どこの役所でも良い訳ではありません。

 

  • 死亡地
  • 故人様の本籍地
  • 届出人の住民票のある土地

 

上記のいずれかの役所にしか提出できません。

 

  • 故人様と同居していた親族、または親族以外の者
  • 家主、地主、家屋や土地の管理人
  • 同居していない親族、後見人、保佐人、補助人、任後見人


上記が「死亡届」を提出できる人です。

 

故人様が生活圏や本籍地から離れた土地で亡くなる

場合もあるかと思いますが、その場合は

届出人の住民票のある土地で提出する事をオススメします。

 

※提出時には、身分証明書印鑑を持参しましょう。


死亡届を提出し受理されると、窓口で「火葬許可証」が発行されます。

この火葬許可証をもって、故人様を火葬することができます。

 

夜間や土日祝などの時間帯に提出すると、埋火葬許可証を

発行してもらうことができないので注意しましょう。

 

 

いざという時のために! 「死亡届」の書き方

 

死亡届は2部構成になっている

 

死亡届を見たことがない方も多いかと思いますが、

死亡届は、左側のご家族やご親族が記入する部分と、

右側の医師が記入する「死亡診断書」2部構成になっています。

 

 

いざという時のために! 「死亡届」の書き方

 

 

A3の大きさの用紙で、ご家族様は左側のみに記入し、

右側には訂正や追記などを行うのはNGです。

 

※医師以外が右側に記入した場合、自治体で受理されない

こともありますのでご注意ください。

 

右側の「死亡診断書」は「遺体検案書」でもあり、

事故や自殺など警察が介入して検視が行われる場合などは、

検案を担当した医師によって記入されます。

 

 

◆記入内容は正確に!

 

左側に記入する内容は、下記のような内容です。

 

<故人様について>

  • 故人様の氏名
  • 故人様の性別
  • 故人様の生年月日
  • 死亡した日時
  • 死亡地の住所

 

<届出人について>

  • 亡くなった人との関係
  • 住所
  • 本籍地
  • 筆頭者
  • 署名(※押印も)
  • 生年月日

 

一見簡単な内容なのですが、本籍地が間違っていたり、

住所の番地が違っていたりと、意外とケアレスミスが多いのです!

 

SKKでも、住んでいた住所と住民票の住所が違っている…

なんていうケースも過去にありました。

 

届け出内容に不備があると、自治体で確認に時間がかかったり、

受理されない事もあります。

 

訂正するのに時間がかかると、予定していたご葬儀に間に合わない

場合もあるので、内容が正確な物か必ずチェックしましょう。

 

 

いざという時のために! 「死亡届」の書き方

 

 

あまり提出の機会がない「死亡届」。


しかし、提出しなければならなくなった時、

知識がないと困ってしまいますよね。

 

不備があると受理されない、厳密な書類。

でも、ご家族やご親族を亡くした悲しみの中、

やる事も沢山あって、何も知らずに対応するのは大変。

 

いざという時に困らないために、

どんな書類なのか、何を書くのかなど知っておいてくださいね。

 

 

 


 

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Written by 葬儀屋さん1年生 freshman

葬儀屋さん1年生、 葬祭業のことは右も左も分からない新人ですが、 そんな素人が葬儀屋さんで日々勉強した事や 葬儀屋さんでの日常を書いています。

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