葬儀
2020/01/21
お清めの塩の使い方
お清めの塩の使い方

葬儀に参列すると香典返しなどと一緒にお清めの塩が配られることがあります。
私が初めて葬儀に参列した幼い頃、親に家に入る前にお清めの塩を体に振りかけなさいと言われてそうしたことを覚えています。
何気なくお清めだからと体に振っていた塩ですが、お清めの塩にはどんな意味があるのか。
その由来と、お清めの塩の使い方について書いてみました。


お清めの塩の使い方


お清めの塩の由来は?

昔から天災や災害、流行り病気などが起こった時に、塩で身を清めて災いから逃れるという習慣がありました。塩には悪い邪気を祓う力があると信じられていたようです。
神道では人の死も穢れ(死を招いた邪気)ととらえられていて、その邪気を祓うために塩をまいたり海に入ったりして身を清めていました。
その名残で、家の中に邪気を持ち込まないために葬儀の後には体に塩を振って身を清めるという習慣になったそうです。


宗派によって塩は使わない?

死の穢れ(死を招いた邪気)を清めるという目的で体に塩を振りますが、浄土真宗の考えでは死を穢れとしないため、葬儀の際に塩を出さないそうです。

塩を振ることで体を清める行動は昔ながらの風習ですので、塩を配りたい場合には事前に葬儀会社に確認するといいでしょう。葬儀に参列する場合は、あらかじめご自身で塩を準備しておくと安心かと思います。


お清めの塩の使用方法?

《 手を洗う 》

葬儀へ行かなかった家族が家にいる場合には、柄杓などで手に水をかけてもらいます。

《 塩を振る 》

玄関の敷居をまたぐ前に必ず体にお清めの塩を振ります。
お清めの塩は手のひらに塩を出して、一つまみ程度を、胸・背中・足物の順番で振りかけてその後に手で払います。(最後に手で払うのは邪気をまとった塩を振りとすためなです)
ご自身で体に振りかけてもいいですが、ご家族の方や同行者の方がいるようでしたら振りかけてもらうと良いかもしれないですね。

《 塩を踏む 》

体に塩を振りかけた後は、足元に落ちた塩を踏みます。
最近ではお清めの塩を足だけにかける方法や、塩は踏まないという習慣の地域もあるようです。


余った塩は食べていいのか?

お清めの塩が余ってしまった場合、料理に使ってもいいのでしょうか。
実は葬儀場で出されている塩は、固まらないように乾燥剤が混ぜてあるなど食用としてできていません。間違えても食べないようにしてください。
そんなことは知らないで塩を舐めてしまった、、、なんてこともありそうですよね。
余ったお清めの塩は普通に処分して問題ないそうです。

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